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SSS置き場
2025/04/05 (Sat)
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2008/09/07 (Sun)
とまどい(ZC) / 背中あわせの距離(ロッド) / その瞳も、声も / ベクトル / 君がいなければ



「---------!!」

遠くで何かが聞こえた
その怒声に振り返ってみれば一人のアバランチ兵が手榴弾を
持ってこちらへ特攻しようとしているのに漸く気が付いた
ああ、俺に向かって叫んでいたのか
自爆覚悟なのか男の悲愴なまでの表情が敵ながら哀れだ

「星の為なんて言うけど、狂気だなぁ」

決定的にヤバイ、と頭では理解していたが
人間こんな時逆に冷静だ

武器を構えて爆発するまでの僅か数秒の間に
ロッドが男へと逆に特攻していく
手榴弾を話そうとはしない男にチッ、と舌打ちをして
手首を武器で強打してうまく外させた
恐らく手首がおかしくなってしまっただろうが
殺さなかっただけ今日は感謝してもらいたい

破裂寸前の手榴弾から急いで転がり逃げるとほぼ同時に
背後で爆音とともに火薬の匂いがあたりに広がった

「こんな戦い方したの、久し振り」

近頃は多勢で襲ってくる事が多く上手くて加減できずに殺してしまう事がよくあった
ロッドは決して殺しは好きではなかったがそれも仕方ない、と
考えられるくらいにはこの社会に慣れていた

「おっさん、生きてる?」

思い出したようにロッドが振り返ると、
敵兵は恐れるように後ずさった
不便になった片腕だけで懐の銃を探し出すと、己の頭にあてる

「なっ!」

「タークスは、気まぐれで俺達を殺したり助けたりするのか?
こちらはお前達を本気で殺そうとしてる
お前に上手く助けられてしまったが俺は今日、死ぬつもりだった
ならば死ぬべきなのだ」

「なあ、何も助かったのに死ななくたっていいじゃねぇか」

ロッドは再びとめるべく男に近付こうとしたが
今度は男のほうが一足早かった
パンという人が一人死ぬにしてはあっけない音で銃が鳴った

確かに助けた、などとほんの少しでも奢っていたのは
なんと屈辱的なことなのだろう
彼にとって決死の覚悟だったに違いない
一対一で好機であった、しかし実力的には勝てない相手に
立ち向かう恐怖は誰だって同じだ

俺が今まで葬ってしまった敵兵にも同じように覚悟あって
同じように生きていたのだ

この社会で生きるために殺しに慣れなくてはいけなかった
しかし本当に必要だったのか
慣れるだけでなくそれを完全に受け入れなければいけなかったのか
それとも慣れてなどしまわなくてよかったのか

その一人の男の言葉に揺さ振られても、涙を流せない自分は
その背中合わせな自分の姿のどちらにもまだ程遠かった


----------------
久し振りに肩慣らしに書いた
のがホモじゃなくて本当にごめんなさいwww
ロドはまだ子供だからいっぱいいっぱい悩めばいい
そしてレノの大きさに気付けばいいんじゃないかな
レノもたいがい子供ですが

まったく読み直してないのでおかしくてもスルーして、ねw
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